更新:2020-08-13
作成:2004-01-10
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観察日記 2004年1月

情報源を明示していない記事は、全て私の推測・主観によるものです。

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かいけつゾロリ、いよいよ放送開始!
2004/01/31
とりあえず、思いついたままに書いてみます。

アニメ「かいけつゾロリ」が、明日、放送開始になります。
このアニメの成否は、マッグガーデンの経営戦略にも影響するので、注目しています。
ジャパン・デジタル・コンテンツのプロジェクトということもあり、スタッフのキャスティングは、すばらしい。
監督は、「エンジェリックレイヤー」で繊細な感情を、「あずまんが大王」でふんわかしていて、なおかつ鋭さのある演出を見せた、錦織博さん。
音楽は、昭和歌謡からオーケストラまで作曲できる劇伴作曲家、田中公平さん。
また、その他のスタッフ・製作会社もGood Choice!
ただシリーズ構成の2人が気がかりですが、良い作品になると確信しています。

 過去の類似作品から分析すると、普通の出版社よりも、児童書の出版社のほうが、アニメ化の是非について見る目があるようです。
なので、原作の出版社ポプラ社の支援も期待大。
最低1年間は放送するという計画で、その後の延長もありうるとのこと。
子供に浸透させるには、最低1年はが必要だということを、よく知ってたね。
しかしメディアミックス戦略に難があるよなぁ……

 ちょっとひっかかるのは、ゾロリ役が山寺宏一(やまちゃん)ってこと。
器用な人なんですが、最近は心が伝わってくる演技が少ないんですよ。
林原めぐみ・國府田マリ子さんもそうなんだけど、売れっ子になると、演技はうまくても心が伝わって来ないんですわ。
私は、桃井はるこさん・神田朱美さんのように、演技力はなくても心が伝わってくる人が好きです。
 でもゾロリの脇を固める声優陣には、愛河里花子(イシシ役)、くまいもとこ(ノシシ役)と、かなり強力。
お二人とも実力たっぷり。しかも、やまちゃんと仲良しだったりします。

 また、原作者の原ゆたかさんの理解がどのへんまでいってるのかと、原作がどこまで生かされるが、気にかかります。
アニメ化したあと、こんなはずじゃなかった……となることも多いです。
児童書の作者って、過激な持論・教育論を持つ人が多いので、そこらへんが結構怖いです。
過去には原作者の怒りをかって、当初は半年の予定だったのに、放映直前で3ヶ月に変更されたアニメもありましたっけ。

 「かいけつゾロリ」の製作に、かなりの金がかかっていることは、間違いない!
それに見合った利益があるかどうかは分かりませんが、良作を期待しています。


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